大事な会議の日に体調を崩して休んだことをきっかけに、

「自分がいなくても回る仕事って何だろう」と考えるようになった。

そして実際に3日間休んでみて、

一つの事実に気づいた。

自分がいなくても、仕事は回っていた。

なぜ仕事は止まらなかったのか

後輩はしっかり仕事を進めてくれていたし、

大きく止まっているものはなかった。

もちろん、頼りになる先輩の存在は大きい。

でも、それだけではないと感じた。

理由はたぶんこれだ。

今、自分が何をしているのか 何を目的に動いているのか 今の検討が終わったら、次に何をするのか

こういったことを、

普段からある程度共有できていたからだと思う。

「仕事を回す」のは、資料や仕組みだけじゃない

自分がいなくても回る仕事というと、

マニュアルや資料を整えることをイメージしがちだけど、

今回感じたのは、もっとシンプルなことだった。

「考えが共有されているかどうか」

方向性が見えている 次の一手が想像できる 判断基準がなんとなく共有されている

これがあるだけで、

仕事はかなり自然に回る。

でも、それが今までできなかった理由

ここで一つ問題があった。

そもそも自分は、

考えをあまり共有してこなかった。

理由はシンプルで、

完成度が低い状態を見せるのが怖かったから。

しょぼいと思われたらどうしよう 浅いと見られたらどうしよう できないやつと思われたらどうしよう

そう思って、

ある程度まとまるまで出さないようにしていた。

でも、共有しないと止まる

ただ今回の経験で、

その考え方のデメリットにも気づいた。

共有しないと、

自分の仕事が見えない 周りがフォローできない 自分がいないと止まる

そして何より、

自分一人で抱え込むことになる。

「分からない」と出すと、助けてもらえる

勇気を出して、途中経過を出すようにしてみた。

ここまでは分かりました ここから先が分かりません

そうやって出してみると、

意外と周りは助けてくれた。

アドバイスをくれる 別の視点をくれる 経験を共有してくれる

分からないまま止まるより、

出した方が前に進めると分かった。

「分からないのが今の実力」と受け入れる

今は、

分からないのが今の自分の実力

と受け止めるようにしている。

そこから、

学ぶ 聞く 試す

このサイクルに入る方が、

結果的に前に進める。

それでも怖いから、少し開き直る

とはいえ、やっぱり怖い。

だから少しだけ、こう考えるようにしている。

まあ、仕事できないと思われても、

すぐクビになるわけじゃない。

そして、

これが今の自分です。

どうぞ評価してください。

と、少し開き直る。

開き直ると、逆に前に進む

このくらいの距離感を持つと、

発言しやすくなる 途中経過を出しやすくなる 相談が早くなる

結果として、

仕事が回りやすくなる。

自分がいなくても回る仕事の正体

ここまで考えてきて思うのは、

自分がいなくても回る仕事って、

特別なスキルの話じゃなくて、

考えを共有する 不完全でも出す 分からないを認める

こういう、

地味な積み重ねの結果なんだと思う。

これからやっていくこと

これからは引き続き、

目的を言語化する 今やっていることを共有する 次にどうするかまで伝える

そして、

怖くても出す 分からなくても出す 少し開き直る

このスタンスでやっていく。

同じように悩んでいる人へ

仕事ができないと思われるのが怖い。

分からないことを出すのが怖い。

その気持ちはすごく分かる。

でも、

出さないと止まる。

自分はまだ途中だけど、

少しずつ「出す側」に回っていこうと思っている。

それが、

今の自分にできる一番現実的な前進だから。